乗鞍高原&上高地の旅


ここ乗鞍高原バスセンター隣の駐車場で妻と車中泊しました、15台程車中泊の車いましたよ
次女が8月に赤ちゃんと里帰り、またお盆には子や孫達どっとくるのでその前に英気を養おうと、出かけました
                                                 高山より158号線を平湯方面へ向かいました


銚子滝・・・高山から平湯方面へ車で158号線「コスモス街道」を40分程行き
ます。 街道から少し入ったところにある、岐阜県の名滝50選のひとつです。

銚子滝 水飛沫や霧をいっぱい浴びました野趣満点



奥飛騨温泉郷・・・岐阜県最北部、北アルプスに抱かれた、平湯、福地、新平
湯、栃尾、新穂高 の五つの温泉地の総称、全体で約150軒の温泉宿がある


平湯温泉・・武田信玄の軍勢が飛騨に攻め込んだとき温泉で傷を癒す白猿を見た家臣がま
ねて入浴し元気を取り戻した伝説が残る。泉質は炭酸水素塩泉など天然成分を豊富に含み
胃腸病やリウマチ性疾患の治療温泉として知られる。ひらゆの森で露天風呂に浸かりました

    
湧き出る湯に深々と身を浸す、疲れをほぐし心を温めるひと時に 幸せが込み上げます





新穂高ロープウエイは最終到着駅の西穂高口悪天候のため又にしました。 途中雨で土砂崩れが・・


乗 鞍 高 原
武田信玄が開いたと伝承の残る乗鞍の銀山を、江戸時代松本藩が大規模にし、銀の
選別に使う薪や炭をつくるため 乗鞍高原のブナやシラビソなどの原生林は切り尽くさ
れました。そのため高原は草原とシラカバなどの二次植生林の景色となりました。
 。

古来、愛宝山とも呼び伝わり、霊山として信仰されてきた乗鞍岳

穂高より安房トンネルを抜け158号線を沢渡から前川渡を右折し乗鞍高原へ向かった
いがやスキー場近くの番所大滝を見てのりくら高原温泉郷へ行き、乗鞍そば頂ました


番所大滝           
2002年に近くの千間淵まで全長約450mの遊歩道が設けられました。

番所大滝・・乗鞍高原三大瀑布の一つで最大。乗鞍岳溶岩の末端
部にかかり、落差40m、幅15mの豪快に水しぶきをあげて落ちる滝

駐車場からすぐに轟音が聞こえてきます。展望台では水しぶきでずぶ濡
れになりました。間近で見る、ごうごうと音を立てて流れる滝は迫力満点




    
乗鞍高原温泉郷の湯けむり館で乳白色の酸性硫化水素泉に浸かりました


乗 鞍 自 然 保 護 セ ン タ ー
中部山岳国立公園内に位置する乗鞍高原の自然をパネル
や 標本で解説、また民族や歴史、文化も紹介しています。

乗鞍観光センター前より AM3時40分発で、ご来光バスが7〜9月は出る
ので乗ろうと思って7月25日がんばって早朝起きたら小雨で曇り空でした。



善五郎の滝やネイチャープラザ一の瀬でソフトクリーム頂ました 


乗鞍岳を仰ぐ緑爽やかな高原歩きました一の瀬園地コース   

乗鞍高原のほぼ中央にある自然公園で別名は日本一平。池や湿原地帯に
は遊歩道が整備され、季節の花が美しい、またバーベキュー場もあります。


鈴蘭の観光センター前から、白樺の小径を歩いて一の瀬園地へ出発  
静けさにまどろむ清らかな一の瀬川   四季折々の自然が満ちる  




乗鞍三十六花仙を見にあざみ池周辺や一の瀬園地・日本一平・湿地の木道などを散策しました。

善五郎の滝・・・高さ21.5m 幅8m 朝日に照らされると虹が
掛かることで知られる。近くの滝見台から7月24日撮影しました



乗 鞍 高 原  
乗鞍高原休暇村から徒歩10分、溶岩台地の窪みにある牛留池。 乗鞍岳
 を一望し水面に映る「逆さ乗鞍」も印象的。 高原トンボや サンショウウオ、
モリアオガエルの生息地として知られ、ミツガシワやミズバショウが群生
 。

牛留池 水草のミツガシワや水芭蕉がいっぱい群生、トンボもいました。
     正面に望む乗鞍岳がひときわ美しっかたです。 
7月24日撮影

乗鞍高原の牛留池での「逆さ乗鞍」を見る  7月24日撮影

 


清涼感あふれる 三本滝コース   。
乗鞍を代表する三大瀑布(番所大滝・善五郎の滝・三本滝)のひとつ
その名のとおり趣の違う3つの滝がひとつの滝壺の落ちる珍しい滝。

三本滝レストハウスで車をとめ、熊笹の木道を進み、木々が
茂る林をまっすぐ歩いて行き、吊り橋を渡れば
三本滝に到着

日本の滝百選に選ばれている。行者が修行したとも
伝わるところで、静けさと荒々しさが感じられました。






 上高地は通年マイカー交通規制のため乗鞍高原より沢渡まで行き、そこからシャトル
 バスに乗り換え上高地まで行きました(往復料金 バス2000円 タクシー4000円)



上 高 地   
北アルプス穂高連峰のふところ深く、梓川の清流沿いに開けた標高1500mの小盆地。

白樺やモミの原生林に覆われた中に、大正池・田代池・明神池などがアルプスの山々を
映してたたずみ、北には穂高連峰の岩峰、南には噴煙たなびく焼岳が姿を見せている。




大正池・・・大正4年に焼岳が噴火した時火山泥流が梓川をせき止めてできた池

近年は梓川が運ぶ土砂の堆積が激しく、池はかなり埋まってきている
焼岳・・標高2455m 北アルプス唯一の活火山穂高連峰から神が舞い降りた地とも伝わる





大正池〜河童橋コースを歩きました、あいにくの空模様でしたが   
河童橋から大正池までを結ぶ自然観察の為の遊歩道。約2.9km、所要時間は1時間程

上高地自然研究路・・・・大正池と明神池を結ぶ遊歩道。自然観察のた
めの解説板も設けられていて、自然の知識を得ながら歩くことができる


ウ ェ ス ト ン 碑
ウェストン碑・・・明治21年(1888)から28年まで宣教師として日本に滞在し
その間に槍・穂高の何度も登ってその魅力を紀行文「日本アルプスの登山と 
探検」で内外に紹介したイギリス人 ウオルター・ウェストンの胸像レリーフが
岸壁にはめ込まれている。 ウェストンはその功績から「日本近代登山の父」
とも呼ばれ6月第1土・日曜には、この碑の前でウェストン祭が開かれる。 






河童橋 梓川にかかる木の吊り橋。幅3.6m、長さ30m  明治25年に初めて架け
られ、現在の橋は平成9年に架けられた5代目。上流側に穂高連峰、下流側に焼岳が
 見渡せる景勝地。7月25日撮影時は雨模様でしたがハイキングの人でいっぱいでした






北アルプスの山々を背景に澄んだ水と空気、湿原や草原 
林の草木がおりなす自然のハーモニー満喫しました  




長い梅雨で天気はいまいちでしたが、夫婦でのんびりと露天の風呂に浸

かり良い休養ができました。岳の雄姿や萌える緑を仰いだり、白樺やカラ

マツの林を駆け抜ける心地良い風を受けながら散策等を楽しみました。

生命力あふれる樹林、自然が生きていることを改めて実感した旅でした