岸和田だんじり祭


約300年の歴史と伝統を誇る「岸和田だんじり祭」は元禄16年(1703年)時

の岸和田藩主岡部長泰(おかべながやす)公が、京都伏見稲荷を城内三の

丸に勧請し、米や麦、豆、あわやひえなどの5つの穀物がたくさん取れるよう

に(五穀豊穣)祈願し、行った稲荷祭がその始まりと伝えられています。
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岸和田市には82台のだんじりがあり、大きく8つの地区に分かれて祭礼を行う

そのうちの2地区35町が9月に6地区47町が10月に祭礼を行う。  



 や り ま わ し



山車、屋台を華とする全国各地の祭礼において、その山車、屋台が曲がり角で

方向転竹を敷いて滑らせる「辻まわし」を行う。飛騨高山祭の山車は「戻し車」と

いう第五番目の車輪を使い、変則の三輪となって角を曲がる。ところが岸和田

の だんじりは他の山車のように慎重に角を曲がるのではなく、勢いよく走りな

がら直角に向きをかえる。       
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だんじりは定められた曳行路を何周も何周も駆け巡り、そして曲がり角ごとに

「やりまわし」を行う。だんじりを前へ前へと曳く青年団、旋回のきっかけをつく

る前梃子、舵取り役の後梃子、後梃子に合図を送る大工方、それぞれのタイミ

ングを合わせるのが難しく腕の見せどころである。           








1鳴り物  2網先・網中  3網元  4前梃子  5大工方  6後梃子


1.鳴り物・・・・大太鼓小太鼓、笛、鉦を担当,青年団から鳴り物係が選ばれる,/

2.綱先・綱中・・だんじり曳行の主動力。曳き手のうち、曳き綱の先頭を綱先、
            中ほどを綱中と呼ぶ。綱先は曳き綱がたるまないように綱を 

            張り、綱中は進行方向に全力で綱を曳く。          
 

3.綱元・・・だんじりに一番近い曳き手を綱元と呼ぶ。やりまわしの    
         時に綱中の力をだんじりに伝える重要な役割を果たす   

4.前梃子・・・・コマの回転面と地車の間にヒノキ材の梃子を差し込みだん  
          じりを制御する。やりまわしの時、内側の前梃子は旋回の  

          きっかけをつくり、内側のコマの回転を抑え、だんじりを曲  

           がりやすくする。左右二本の前梃子を操作する係は非常  

            に危険な役のため、かなりの熟練を要する。          

5.大工方・・・だんじりの大屋根や小屋根に乗り、団扇を手に華麗に舞う また
         だんじりの前方が見えない後梃子に進行方向を指示する。


6.後梃子・・だんじりの舵取り梃子で長さ約3.5メートル。大工方の合図によ
        り左右にくくり付けられた綱(ドンス)を引いたり、肩で押すなどし

        、だんじりの向きを変える。二十人から三十人で担当する。 











  
迫力ありました!



だんじりには後梃子という舵取り梃子があり、操作はだ
んじりの2倍の幅が必要。間近での見物は危険が伴う。









  





みんな楽しそう



男衆が駆け出すと・・・脚立、踏み台などは大変危険

 連続写真







私 おもにカンカン場でカメラ構えました



祭りの高揚感っていいですね

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桟敷席周辺は身動きできませんよ

9月19日撮影  連続写真








 この日の気温32℃






  




  





曳行順路は人人人、撮影するのに一苦労でした



一休み中

   連続写真



大阪府警察の大型バスが8台、警備もピリピリ

  







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観覧席そばまで行きたかったのですが、とても近づけません

   連続写真



カンカン場近くで撮影

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暑い中たいへん!

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大北町交差点で撮影