東山北部から祇園より東山南部へ、醍醐から洛南を経て嵐山・嵯峨野、洛西、 洛中・洛北　へと京都をぐるり時計廻りに巡りました。　写真もそのように掲載。 智積院・・・豊臣秀吉が３歳で亡くなった鶴松の菩提を弔うために建てた 　　　　　　祥雲禅寺がそのはじまり。真言宗智山派の総本山でもある 　　 桃山時代の絵師長谷川等迫一派が描いた「楓図」「桜図」などの障壁画が有名 　　 庭園は利休好みの庭と伝えられ、名勝庭園の傑作の一つ 　　 歴史ある庭園文化満喫　　 桜図・楓図は日本の障壁画を代表するもの 桃山時代に全盛期であった狩野派に対抗し、 独自の画風を確立した長谷川等伯その一派 　　 　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東山南部へ 泉涌寺・・・天皇家の菩提寺だったため、御寺と呼ばれる 　　　　　　　平成２３年３月天皇皇后両陛下がみえられた 仏殿・・１６６８年に徳川家綱により再建されたもので唐様建築の代表作である 　　 謡曲「舎利」の舞台としても有名。天井の狩野山雪筆の幡龍図は、「鳴龍」として知られる 泉涌寺　　　　　舎利殿 　と　仏殿　　　　　　。 　　　 　　　・ 楊貴妃観音像・・・楊貴妃は唐の玄宗皇帝の妃。玄宗は亡き楊貴妃を偲んで等身坐像に かたどった像を彫らせたという。この像は１２５５年湛海律師によって泉涌寺に請来された 　　 　舎利殿 御座所・・明治天皇により１８１８年に御所内にあった 　　　　　上棟の御里御殿が移築されたものです 　　 東福寺　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東山南部地区へ　・ 三門（国宝）・楼上内部には諸仏が並び天井や柱には極彩画が描かれている 　　 　　 東福寺　本堂（仏殿）・・・昭和９年築の重層入母屋造りの大建築 　　 通天橋・・・方丈と開山堂を結んで架かる、ここから眺める紅葉は絶景 　　 愛染堂・・南北朝時代の建築、愛染明王をまつる　　　　　庫裡・・・昭憲皇太后の恩賜建築　　　。 　　 開山堂・・・聖一国師を祀る、庭園は江戸中期の名園 雪舟庭園の分陀院 　　 　　 京都で最古の枯山水庭。　　庭は画聖雪舟の築造とされる、左側の 鶴島は折り鶴を右の亀島は二重基壇により亀の姿を表しています 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山科へ 醍醐寺・・・弘法大師の孫弟子の理源大師・聖宝が、西暦８７４年に創建 　　 一千百有余年の歴史をもつ醍醐寺は日本仏教史上枢要な位置 を占め、寺宝の多くは国宝、重要文化財の指定を受けている。 　　 幾多の戦火で荒廃の後、１５９８年豊臣秀吉が開いた「醍醐の花見」 を契機に、金堂や三宝院や開山堂や如意輪堂などが再建された 　　 三宝院・伽藍・霊宝館の三つを拝観 醍醐寺の桜　　 　　　 霊宝館で１７の国宝や重文類を拝観しました 京都で最も古い西暦９５１年建立の五重塔（国宝） 　　 三宝院とその庭園は撮影禁止箇所でした 世界遺産 　　　 西大門・・１６０５年豊臣秀頼の再建、仁王像は平安後期の 仏師　勢増・仁増の造立。通称「仁王門」といわれる 　　 京都山科　　勧修寺　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・ 　 　 　　 勧修寺は西暦９００年に後醍醐天皇が創建 　　　　 庭園は氷池園と呼ばれ、平安時代には毎年１月２日にこの池に張る氷を宮中 に献上し、氷の厚さに依って、その歳の五穀豊凶を占ったと言われる。 情緒のある風景に癒されました 　　 　　 随心院・・・小野小町の住居跡として知られる、梅園には遅咲きの紅梅が 　　 　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　京都を時計廻りに巡りました 　　 京都駅前の京都タワー・・・白い外観は和ろうそくをイメージしたもの　　　　・ 　　 京都駅　　　ここで便利な市バス観光マップや市バス・地下鉄の観光一日乗車券買いました 二条城・・１６０３年に徳川家康の命で築城、１８６７年十五代将軍慶喜の大政奉還により 　　　　　　　　　朝廷の離宮となり、１９３９年に京都市に下賜される。１９９４年世界遺産に登録 　　 　　 二　条　城 二の丸御殿・・・武家風書院造りの代表的な御殿建築 唐　門　　　 　　 世界遺産 式台、大広間、蘇鉄の間、黒書院、白書院の６棟が並んでいます 　　 庭は小堀遠州の作と伝えられ、大広間、黒書院、 行幸御殿の三方向から見られるよう工夫されている 二の丸庭園・・・池の中央に蓬莱島、その左右に鶴亀の島を配した書院造り庭園 　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　 本丸・・現在の建物は旧桂宮御殿をここに移築したもの（重要文化財） 西本願寺・・・浄土真宗本願寺派の本山。正式には龍谷山本願寺 　　 阿弥陀堂門　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　阿弥陀堂 　　 　　　　　太皷楼　　　　　　　　　　　　世界遺産　　　　　　　　御影堂　と　阿弥陀堂 　　 唐門（国宝）・・・桃山時代の伏見城の遺構といわれ、日暮門と言われている 　　 御影堂門　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　龍虎殿 東寺・・・真言宗総本山教王護国寺。　平安遷都の２年後、７９６年に創建 　　 慶賀門　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　右：講堂 金堂（国宝）・・・天竺様の構造法を用いた桃山時代の代表的建築 　　 弘法大師の遺品をはじめ、国宝の不動明王、帝釈天、梵天や重文の仏像が数多く安置 　　 五重塔（国宝）・・・８２６年創建後　焼失すること４回、現在の塔は１６４４年徳川家光の 　　　　　　　　　　　　寄進により竣工した、高さ５５ｍの現存する日本の古塔中最高の塔 　　 世界遺産 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　洛南から嵐山・嵯峨野へ　　 　　　　　　　　トロッコ嵯峨駅　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　。　 　　 　　・ 渡月橋・・・嵯峨天皇が法輪寺に参拝に行くために架けられた全長１５４ｍの橋 　　 天龍寺・・・足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うため１３３９年に建立 　 京都五山の一位を誇る禅寺 ... １９９４年に世界文化遺産に登録 庫裡より大方丈を望む . .　 開山夢窓国師が作庭した庭は国の史跡名勝認定第一号 . 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　名勝の曹源池庭園 世界遺産 　　　 大方丈 .　 　. 　　 大方丈より法堂を望む